思わぬことで無名のひとのつぶやきが拡散したのは、性犯罪に甘い社会への怒りを多くの人が共有しているからだろう。
野田市の小学4年生が父親に殺害される前に性的虐待を受けていた件、児童相談所がそのことを把握していたことについて「虐待が1回だけだったので重く見なかった」と千葉県の幹部。ではいったい何回被害にあえば取り上げてくれるのか。
— あー坊 (@arbow2015) 2019年5月14日
返信をいただいたなかで興味深かったのは、県の幹部についてのコメントで、「ああいうポストの人は児童福祉の現場出身でない門外漢のことが多いから、わかってない」といった内容だった。
いやいやそうではなくてだな(そういうこともあるにはあるんだろうけど)、問題は専門知識の有無じゃなく、ひとりの人間として「性的虐待は1回だけでまぎれもない犯罪」という感覚を持っているかどうかだと思う。続きを読む